【解説】LP(ランディングページ)でSEO対策はできるの?

本記事の内容は、

・LPでSEO対策が出来るのか気になる
・SEOを意識したページを制作したいけど、LPでも大丈夫なの?


こういった疑問やお悩みにお答えします。

本記事のテーマ

【解説】LP(ランディングページ)でSEO対策はできるの?




LP(ランディングページ)でSEO対策が難しい理由


LP(ランディングページ)でのSEO対策は、基本的に難しいです。

そもそもSEOというのは、コンテンツの量(ボリューム)や内容、ページ数などいくつかの要素が関連して上位に上がる仕組みになっています。
さらに掘り下げると、E-A-Tと呼ばれる、Googleに評価されるためのサイト設計が必要になります。

E-A-Tとは?
Expertise:専門性
Authoritativeness:権威性
Trustworthiness:信頼性


ではなぜ、LP(ランディングページ)がSEOに向かないのか、具体例を挙げて解説していきます。


テキスト・コンテンツ量の少なさ

SEOのランクづけは、あらゆる要素から行われるのですが、テキスト量・コンテンツ量もその一要素となっています。

LP(ランディングページ)は、テキストをデザイン化して見せる場合があったり、そもそも1ページ完結型で作成されている場合は、文字数がサイトなどに比べてどうしても少なくなってしまいます。

テキストコーディング(テキストをデザイン化せずに、テキストとして認識する様コーディングをする)を行えば、多少は文字数も増えるかもしれませんが、やはりホームページに比べると圧倒的に少なくなってしまいます。


内部リンクの少なさ

内部リンクというのは、例えば、LP(ランディングページ)とは?(←このリンクから、別の記事に飛びます)の様に、サイト内にあるページ同士をリンクで繋げることを指します。

LP(ランディングページ)はそもそも、1ページ完結型で制作されること多いため、内部リンクという概念がありません。

またLP(ランディングページ)はコンバージョンに繋げる上で、LPから他のページにユーザーを遷移させない様にすることが大事なのですが、内部リンクを使うことで他のページに移動してしまう可能性が出てしまいます。

そのため、SEO対策のために内部リンクを貼るというのは、LP(ランディングページ)の特性を消してしまうことになるので、なかなかすることではありません。


インデックス数の少なさ

インデックス数というのは、Googlebotと呼ばれるクローラーがWebサイトへアクセス・クロールして、ページ情報をデータベースに登録(インデックス)したページの総数を指します。

インデックス数の充実度は、Webサイトの良質さ・コンテンツ内容の豊富さを表す一つの指標ですが、LP(ランディングページ)は基本的に1ページ完結型のため、インデックスされたとしても1ページしかありません。

以上インデックス数の観点からも、LP(ランディングページ)はSEO的には不向きと言えます。





サイト型LPにおけるSEO対策


基本的な1カラムから成るLP(ランディングページ)に対して、サイトの様に複数ページから構成されているLP(ランディングページ)も存在します。
実際の例として、当サイトもトップページはLP(ランディングページ)にしております。

では、サイト型LPにおけるメリットとは一体何でしょうか?
それは、『SEO対策を施せる』ということになります。

先程上げた、LP(ランディングページ)がSEOにおいて不利な点を、サイト型LPなら克服することが可能になってくるためです。

ただ厳密に言うと、サイト型LPはホームページに分類されるため、ランディングページをSEO的に強くするという事とは意味合いが異なってきます。

あくまでもサイト運営をしながら、長い目で見て中長期的に伸ばしていきたいという場合には、こちらのサイト型LPは向く場合があります。

ただ逆に、本来のLP(ランディングぺージ)的な使い方=SEOに関係無く短期的な勝負で成果を出したいというのであれば、やはり1カラム型のLP(ランディングページ)を広告で回していくという方が効果的な方法となります。


まとめ


今回の、まとめは以下になります。

・LP(ランディングページ)でのSEO対策は、以下の理由から基本的に難しい
-テキスト・コンテンツ量の少なさ
-内部リンクの少なさ
-インデックス数の少なさ
・サイト型LPであれば、SEO対策を施せる


以上が、今回のまとめになります。

LP(ランディングページ)はSEO的には不向きであるため、リスティング広告を使って回していくのが効果的な方法になります。
中長期的にみて、集客を行っていきたい場合にはサイト型LPも検討してみるなど、目的に合わせたLPの運用方法をしていきましょう!

こちらの記事を最後まで、ご覧いただきありがとうございました!




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