【CV改善】LP(ランディングページ)の正しいABテストの方法

本記事の内容は、

・正しいABテストの方法を知りたい
・コンバージョンを上げるABテストの方法とは?


こういった疑問やお悩みにお答えします。

本記事のテーマ

【CV改善】LP(ランディングページ)の正しいABテストの方法



LP(ランディングページ)の正しいABテストの方法


ABテストとは?

ABテストとは、AパターンとBパターンでそれぞれ比較して、どちらがより反応が取れるか、コンバージョンに繋がるかを検証するものです。
例えば、ファーストビューのテキストをAパターンとBパターン用意して、どちらが反応が上がるのかを見たりします。

その際比較するものは、テキストカラーは A.赤色?or B.黒色?、Aテキスト?or Bテキスト?、A写真?or B写真?
といった様に、それぞれ対比させる形で比較します。


具体的なABテストのパターン

主に優先して、ファーストビューアクション導線(ボタン周辺)を改善します。
なぜなら、LP(ランディングページ)の中でも最重要の場所になるからです。
具体的に、どういった比較をするのかを挙げて解説していきます。

ファーストビューのトップ画像

ファーストビューは、主にコピー・画像・背景 から構成されており、メイン画像は最も目立ちます。
ユーザーがサイトを訪れた際に、3秒以内にページに留まるか離れるかの判断をしていると言われています。

ページの一番最初はそれだけ重要であり、その部分がファーストビューになります。
LP(ランディングページ)は、結(論)・起・承・転 の順番で構成すると良いとされており、ファーストビューでユーザーに、これはこういう素晴らしい商品(サービス)ですよ、と結論を最初に持ってくることで、離脱率の低下に繋がりやすくなります。

ファーストビューに用いる画像(例えば、商材や人物写真など)をA・Bパターン用意し、どちらがより反応が上がったのか、効果を測定します。
効果がより出た方をベースに、コピーなども試していきます。


ファーストビューのコピー

トップ画像も重要ですが、コピーは更に重要と言っても過言ではありません。
コピーをちょっと変えるだけで、反応率も全然変わってきたりするものだからです。

コピーの場合、コピー内容を変えたABテストに加え、コピーの配置のさせ方(見せ方)に焦点を当てたABテスト、コピーのカラーごとのABテストなどを行う必要があります。

性別や年齢層を意識して、どうしたらより訴求できるかを考える必要があります。
またコピー内容は、どう伝えるかよりも「何を伝えるか」の方が重要と言われている為、言い方を工夫するよりも、単刀直入で伝わりやすい書き方をするのが望ましいです。

その中で、より効果があったものをベースに他の画像などの要素と組み合わせていきます。


アクション導線(ボタン)

アクション導線(ボタン)は、ユーザーが唯一アクションを起こせる重要なパーツです。
ABテストで改善するパターンは以下の通りです。

・ボタンのサイズ

サイズ感を変えることで、コンバージョン率が変わることもあります。


・ボタンのカラー

緑が一番コンバージョンに繋がりやすいと言われています。


・ボタンの配置

導線を改善することで、コンバージョンへ繋げやすくします。


・ボタンのコピー

押したくなる様なコピーを入れると効果的です。



お問い合わせフォームの使いやすさ

お問い合わせフォームが使いづらいと、ユーザーの離脱率が上がってしまいます。
入力項目が多かったり、面倒な文章記述が必要だったりすると、面倒くさいから後回しにしようとなったらもう二度と戻って来ないと思いましょう。

入力項目を減らしたり、選択式にするなど、出来るだけユーザー負担の少ないお問い合わせフォームにすることが、最適と言えます。





Googleオプティマイズを使い、ABテストを手軽に実施できる


Googleから無料で提供されている、Googleオプティマイズを使用すると、簡単にABテストを行うことが出来ます。
以下で、導入部分を解説します。

①無料で利用するを選択します。



②利用を開始を選択します。



③名前を任意で付け、使用するページのURLを入れて、「リダイレクトテスト」を選択します。
ここでのABテストは、同一URLのウェブページのテストになりますので、異なるURLの場合は「リダイレクトテスト」を選択します。
「多変量テスト」は、複数の要素のパターンを検証し、最適な組み合わせを測定するものです。



④あとは、編集画面にてパターンを追加したり、Googleアナリティクスと連携して活用します。



ABテスト時の注意点


ABテストを行う際に、いくつか注意すべき点があります。

NG. 同じ期間に測定してしまう

同じ期間に行わないと、季節や時期により外的要因などで条件が異なってしまうため、同じ条件下で行う必要があります。


NG. 同じ流入経路(検索広告、バナー広告、ディスプレイ広告など)での測定を行う

流入経路により、ユーザーのタイプや行動が変わるため、同一条件下で行う必要があります。

NG. 1箇所ずつテストを行う(一気に複数箇所を行わない)

1箇所ずつ行わず、複数箇所で一気に行ってしまった場合、どこがコンバージョンに影響したのか、分かりづらくなってしまいます。
そのため、時間がかかっても1箇所ずつ確実に検証する必要があります。

NG. ある程度の期間を取り、母数を増やした上で比較する

少ない母数では、検証数値として信頼性に欠けてしまいますので、ある程度のPV数を取る必要があります。
2週間〜1ヶ月の期間、あるいはクリック数が300~400程度の情報を溜めてから行いましょう。


まとめ


今回の、まとめは以下になります。

・ABテストとは、AパターンとBパターンでそれぞれ比較して、どちらがより反応が取れるか、コンバージョンに繋がるかを検証するもの

・主に優先して、ファーストビューやアクション導線(ボタン周辺)を改善する
-ファーストビューのトップ画像
-ファーストビューのコピー
-アクション導線(ボタン)
-お問い合わせフォームの使いやすさ

・Googleオプティマイズを使い、ABテストを手軽に実施できる

・ABテスト時の注意点は以下の通り
-同じ期間に測定する
-同じ流入経路(検索広告、バナー広告、ディスプレイ広告など)での測定を行う
-1箇所ずつテストを行う(一気に複数箇所を行わない)
-ある程度の期間を取り、母数を増やした上で比較する


以上が、今回のまとめになります。

LP(ランディングページ)のコンバージョンアップに不可欠なABテストを正しく行い、売れるLP(ランディングページ)にしていきましょう!

こちらの記事を最後まで、ご覧いただきありがとうございました!




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